つわりの対策

　つわりは、妊婦さんの大半にみられる症状です。症状には、吐き気・嘔吐・食欲不振・頭痛など様々なものがあります。つわりの時期は、妊娠４～６週位に始まり、妊娠１２～１６週位には終わるといわれていますが個人差があり、つわりの症状を全く感じない人もいれば、出産直前まで苦しむ人もいます。つわりは妊娠中の自然な現象ですが、少しでも負担を減らすため対策をとりましょう。

　食事に関する対策としては、食べれるものを食べるようにしましょう。食べたくないものを無理矢理食べる必要はありません。また、食事は小分けにして回数を増やして食べるようにするのも、つわりの対策となります。ヨーグルトやイチゴ、プチトマトを食べることが対策になったという妊婦さんも多いようです。また、どんなに食欲がなくても水分はしっかり摂るようにしましょう。水分を多くとることで楽に吐くことができますし、妊娠中の悩みの1つである便秘の対策にもなります。

　その他の対策としては、体をしめつける服は着ない、横になったり昼寝をするなど体を休ませるなどがあります。つわりの原因は精神的なものではないかとも言われているので、対策としてアロマセラピーで気持ちを落ちつけるや、趣味を見つけて気晴らしをするなどストレスをためないようにするのも効果的なようです。つわりの症状は人それぞれなので、自分にあった対策を見つけてつわりを乗り切りましょう。